小諸駅から御牧の島川原駅まで走っていた布引電気鉄道、
終着駅の島川原駅跡地を探検してみました。
全体の地図はこちら→
開業当時の5万分の1地形図と
現在の道路などが激しく変わっているので
正確な場所を調べるのが大変でした。
古地図から現在の地図にプロットするのは
郵便局とか高圧線とか役場とかの施設をもとに行うのですが、
島川原駅付近は劇的に変化していたので郵便局も移動しているようで
頼みの綱は東京電力の島川原発電所のみ。
空き地に車を止めて徘徊すること10分、
発電所裏の住宅から道路あたりが怪しい感じです
といっても当時の面影は全く無いので
地図からの情報しか無いのですけれど。
一つ引っかかるのは
御牧の湯から発電所に至る道はほとんどなだらかな勾配なので
実に線路跡地っぽいのですけど
住宅から400mほど布引駅側に出る道路が
25‰以上ありそうなんです。
草軽電気鉄道に比べたら笑っちゃうぐらいの緩い勾配ですけど
急斜面の必要性が感じられないんです。
ちょっと盛り土でもすれば緩勾配になるのに。
歴史を見れば島川原発電所建設資材を運搬するためにできたような路線
(本来は川西まで延長して人を運ぶのが目的だったようですが)なので
発電所に向かって急な下り勾配は問題にならなかったのでしょうか?
布引電気鉄道の駅は 花川、押出、布下の3駅が宿題として残っていて
押出駅は看板があるようなので花川、布下駅を次回探索してみようと思います。
布下駅って布引観音温泉がある場所の近くなようなので
温泉付きというインセンティブがついてて一番先に調べるかもしれません(^o^;
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