森のアスパラ



 なにもなかったような冬の空き地から草だらけになる連休からこっちの季節。

 手塚治虫の漫画で月の昼にはみるみるうちに植物が繁り夜には枯れていくというシーンが毎年実感できる軽井沢。

 冬景色から春、そして初夏と切り替わるシーンは何回見ても歓迎ものですね。

 山菜シーズンが一段落した今の楽しみは「森のアスパラ」と勝手に呼んでいるシオデ。

 長いツル系の植物で、芽の見た目はアスパラの穂先。

 私道の境に1メーター以上伸びていたのをペンションにいみの二代目に鑑定してもらったらシオデで間違いないとのこと。

 なんとか庭へ移植出来ないものか。

 そんなわけでお昼はシオデのカリカリ豚和えスパゲッティ。

 軽く茹でて、豚の脂で素揚げになりました。

 う、う、美味ーい ヽ(^。^)丿

 収穫量が少ないので市場には出回らない、この季節が運んでくるご褒美なんです。

 今年もごちそうさま。