峠の湯に着いた

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めがね橋から アプト式時代の旧線跡をテクテクとあるく。

古い資料を紐解けばめがね橋から丸山変電所までは66.7‰の連続急勾配。

普段が運動不足なので 下り坂がつづくと車輪、じゃなかった 昭和32年製の膝には堪えますね。

なのでペースを少し落として歩いてみれば

本物なのか復刻させたのか、アプト時代のレールが残ってたりします。
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碓氷湖を右に眺めながら歩けば 霧積温泉への分岐近くまで降りてきました。

このころ(午前9時半)になると 横川から登ってくる家族連れや老人ハイキングの方々とかとスレ違います。

もう猿よけのエアガンも不要でしょう。

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無事に峠の湯までたどり着きました。

 この写真は軽井沢方面を振り向いて撮影していて線路は新線の66.7‰勾配、

線路の分岐で本線は右カーブしながら軽井沢を目指します。左は 鉄道ぶんかむらと峠の湯とを往復するトロッコ列車の「とうげのゆ駅」に向かいます。


右側の線路跡地はそのまま軽井沢のアパホテル手前まで 安中市が買い取ったそうで、

我が軽井沢町があんな建物に何十億円かけるよりもこちらに予算配分すれば

横軽区間を列車で往復するなんて簡単に実現することでしょう。


あ、 峠の湯は現在閉館してますが 来年度から営業開始だそうです。

火事にあった建物は、食堂、風呂、ホールと三棟あったうちの食堂だけだったので風呂は変わらず良い湯が使えるのじゃないかな。


ここからは アプト時代の線路跡からは外れて昭38年に開通した新線を歩きます。