とうじ? 投じ?

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星野温泉にある 村民食堂。

実はまだここでご飯を食べたことがありません。

ちょっと地元民には(とくにオジサン1名だと)入りにくいんですよね。


そんな おやぢの心を見透かすようなメニューが Σ(゚∀゚ノ)ノ

「おひとりさま鍋」

独り用の鍋は旅館の夕食や、居酒屋でもそれほど珍しくないのですけど、

おやぢの眼を釘付けにしたのは

投じ鍋


うーーん 懐かしいけど暫く出会えていない味。

それは35年ほど前の旧軽井沢ホテル辺りにあったお店、

寒い時期に根菜とかキノコ、そして鶏肉などの具たっぷりで

甘めの醤油ベースの汁。

囲炉裏の真ん中に鉄鍋が鎮座していて

蕎麦ならぬうどんを 竹で編んだ小さなかごに入れて鍋のなかで暖めたら

麺を器に移して、鍋から汁と具を掛けていただくスタイル。

その時は ひらがなで 「とうじうどん」

と書いてあったような気がします。


ググってみれば 投じ蕎麦は松本から伊那谷、

投じうどんは長野原・草津でヒットするので

軽井沢ではとうじうどん文化だったんじゃないかと思います。


うーん 関東うどん普及協会会員(自称)のおやぢに相応しい話でした。

食べたいけど一人分を作るのが大変だからなぁ