娘っこ雑誌になったのかビーパル



 BE-PALという雑誌、知ってます?

 多分1980年代に創刊されたアウトドア(道具)がメインな雑誌で創刊号には椎名誠率いる怪しい探検隊がグラビアを飾っていたと思います。


 それまでのアウトドア雑誌といえば山渓のOutdoor。

 ちゃんとした技術と経験に基づいた記事が満載で今ではポピュラーになったバードウォッチングとかアニマルトラッキングとか参考になる記事が多かったので教科書になりました。


 ビーパルは視点が柔らかな方に傾いていて、バンダナでコーヒー豆をくるんで石で叩きコーヒーを淹れようなどと意味のない記事が多かったなあ。


 ペーパードリップで良いじゃん。


 スグレモノなどという気味の悪い造語も飛び出しましたね。

 
 まあ、キャンプ人口を劇的に増やしたのは間違いのでコールマン製品がどこでも買えて、趣味はキャンプと普通に言えるようになった功績は称えるべきでしょうね。

 昔は野営が趣味などと言うとボーイスカウトかYMCAか日本赤軍に間違えられたものですけど。(^_^;)


 数年前は通販生活みたいな方向へ行っていたようですが、最近のビーパルは娘向け雑誌のようにオマケが凄い。

 しかもアウトドア達人は使わないようなオマケ。


 カラビナ形ワインオープナーだって? (゜◇゜)ガーン


 安い奴なら100円ショップで買えるし、大人ならちゃんとしたのが有るし。

 最近山ガールとか増えているのと雑誌のオマケに小顔ローラーとか流行のようなのでビーパルもこの路線なのかもしれません。


 オマケが付いているのでひもが掛かっているため立ち読みができないので記事は確認できなかったのでオマケの無いときに買ってみようかと思います。