面白南極料理人

高田馬場の書店で、星まもる犬買おうかと思ってフラフラしてたら(大嘘)、見つけた文庫本。

和田誠さんの表紙

面白南極料理人


焚火クッキニストを自称するおやぢとしては、アウトドア料理のヒントになればと思ったのだが……


大間違いでした(^_^;)>

南極越冬隊はキャンプなど遥かに良いもの食べてるのが分かった。しかも昭和基地じゃなくて標高3,800メートル、隊員9名の小さい基地の話。


ある日のメニュー。

鴨のスモーク、カマンベール、からすみ、ハムの和風マリネ

花鳥賊のネギ和え

赤貝とキュウリ酢の物

刺身:マグロ、ボタン海老、シメサバ、オゴノリ、トサカ

小鯛の焼き物

天ぷら 海老、キス、穴子、ゴボウ

鴨南蛮そばに赤飯

誕生日のハレ料理だけど凄い。

不自由なのはビールと薄い酒だけで葉物野菜は栽培してたりする。

ビールが無いのは致命的だが平均気温マイナス50℃ではウイスキーも凍結するんだと。


本の内容は抱腹絶倒。男9人が一年中キャンプするとこんなにもバカなことをするのだろうと納得の話ばかり。

ご一読を