「2011年 情報セキュリティインシデントに関する調査報告書【上半期 速報版】」

NPO 日本ネットワークセキュリティ協会は
私が持っている中小企業向けセキュリティ指導員資格を認定している
組織なのですが

 2011年のセキュリティインシデント(セキュリティ事故)の速報版が本日発表になりました。

100万件を超える個人情報漏洩は1件で 
一件あたりの情報漏洩人数は減少しているように見えますが その分悪質なウィルスなどが
効率的に情報を吸い出せる「標的型セキュリティ攻撃」に移行しているように感じます。

 漏洩ルートも例年と同様に紙媒体がトップなので1件あたりの漏洩件数も下がってくるのでしょうね。

紙媒体を持たずに営業するなんてとてもまだまだ先のように思いますが
クラウドとiPadの組み合わせが日本中で通用すれば更に安全になるのですが長野ではまだまだ。

 軽井沢の富裕層顧客名簿などは価値のあるデータですので漏洩にはお気をつけくださいませ。


表1:2011年上半期 個人情報漏えいインシデント 概要データ【速報】
漏えい人数208万5566人
インシデント件数807件
想定損害賠償総額573億1642万円
一件当たりの平均漏えい人数2667人
一件当たり平均損害賠償額7329万円
一人当たり平均損害賠償額4万1192円