本物の電車の移動方法

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国鉄時代から信越本線を走ってきた 169系電車。

12両編成で颯爽と走る急行は横川と軽井沢で 電気機関車を2両連結して

電車と機関車が連動して動くという画期的な技術だったのですが、

現在で残っている車輌は、しなの鉄道の2箇所に有ります。

ひとつは 坂城駅の3両編成、

もうひとつは 軽井沢駅に置いてある クハ169-6。

169系電車というのは碓氷峠を超えるための電気機関車と連動して動くことが出来る

特別仕様の急行用車輌であって、

上野側に配置されたKE70ジャンパー栓はEF63...

...(20,000字省略)...

...今ならLANケーブル1本で制御出来るんですけどねぇ。


おっと、話が脱線(列車の話なのに縁起でもない)しました。

しなの鉄道軽井沢駅の開発に伴い、今の場所から しなの鉄道1番ホームのオーデパール付近まで

移動することになりました。


こんな電車を移動させて他のレールに乗せるためには一般的に

クレーンで釣り上げて移動させることが多いのですが、

しなの鉄道1番ホムは現役で使われているので電線(プロは架線といいますが)が

じゃまでクレーンが使えないんです。

秩父鉄道の「お花畑踏切」みたいに架線を外すか、

仮の線路を敷設して1番ホームの線路には乗り越えポイントで乗せるか


ワクワクして見ていたんですけど

どうやら 仮の線路を使うようです。

現在 北駐車場の隣のレンタカー屋さんのところまで線路が来ているので

あと少し。

随分と塗装がくたびれちゃったんですけどね、

次の置き場所はどうやら駅の下あたりで、直接雨が当たらないようなので

ちょっと安心してたりします。


プラレールならヒョイと摘んで車輌移動できるのですけど、

やはり鉄道趣味は本物が面白いです。

いつ頃移動するんだろうか、張り付いて見てみたいおやぢでした。